小事業のマネジメントモデルが必要である

2011.12.24

必要なのは、小さな事業をそれなりにマネジメントすることである。手前ミソになるが、このような「日本型多角化事業」をまとめて経営しようというのが三菱総合研究所の「Σ(シグマ)ニッチ型経営管理手法」である。詳しく説明する紙幅はないが、重要なのは、個々の小さな新事業に注目し、先行きのないものはうまく撤退し、新しいものをどんどん付け加えていくという「創造と淘汰のメカニズム」を内包しているという点である。一種の社内ベンチャーだと思ってもよい。

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これまでの社内ベンチャーと異なる点は、「出口」が用意されているという点である。これまでの社内ベンチャーは、うまくいった場合にだけ出口が用意されていた。そして、実際にうまくいくものは限られているので、この出口を利用する事業は稀であった。シグマニッチモデルでは、芽の出なかった事業の整理手順が明確である。そして有力な出口の一つとして、株式交換などによる他企業との結合が企図されるのである。